
知っておきたいLGBTQ用語集
私たちの周りには、医学用語、法律用語など様々な専門用語が溢れています。LGBTQも例外ではなく実に多くの専門用語が存在しています。
LGBTQ用語の特徴は国際化と多様化です。国籍や民族、性別そして年代を越えた方たちが使う言葉の中には歴史的背景があるものから、カルチャーの一つとして生まれたもの、中には今はヘイトとして扱われている言葉もあります。
当協会サイトをご覧になったご縁もありますので、ぜひとも一つでも覚えていただければと思います。
あ
- アウティングOuting
- 本人の意思や承諾なく、本人以外の人がセクシュアルマイノリティ(性的少数者)であることを他人に言うこと。
- アライAlly
- セクシュアルマイノリティ(性的少数者)の理解者、支援者、応援者のこと。
- 異性愛者
- 恋愛対象が性的指向が異性の人。ヘテロセクシュアル(heterosexual):異性愛者のこと。ストレート、ノンケともいう。
- エックスジェンダー
- 性自認が男性・女性に当てはまらないと感じている人。
- FtM
- Female to Maleの略です。女性が男性として生活したい人。
- MtF
- Male to Femaleの略です。男性が女性として生活したい人。
- エルジービーティーLGBT
- LGBTとはセクシュアルマイノリティ(性的少数者)を指す言葉である。
レズビアン(女性同性愛者)、ゲイ(男性同性愛者)、バイセクシャル(両性愛者)、トランスジェンダー(性別越境者)の英語の頭文字をとった、セクシュアルマイノリティ(性的少数者)の総称として用いられる。「Q」は、QueerやQuestioningの頭文字。
株式会社LGBT総合研究所による調査では、日本全国20歳から69歳の個人42万8,036名、有効回答者が34万7,816名のうち、LGBT(性的少数者)に該当する人は約10.0% (LGBT意識行動調査2019)
か
- カミングアウト
- セクシュアルマイノリティ(性的少数者)であることを他人に告白すること。
- クィアQueer
- LGBTに含まれないセクシュアルマイノリティ(性的少数者)をも含む概念。
- クエスチョニングQuestioning
- 自分の性が自分でもよく分からず、迷っている人や特に決めたくない人。
- ゲイGay
- 性自認が男性で性的指向も男性の人。「ホモ」「おかま」とも言うが差別的、当事者が言うのは愛着があることを表現している。
た
- トランスジェンダーTransgender
- 心の性と身体の性が一致しない人の総称。
- トランスセクシュアルTranssexual
- 性自認と身体の性が一致せず、外科的手術などにより身体の性を変更したい人、または変更した人のことを言います。性転換を望むもしくは性転換をした人。
は
- バイセクシュアルBisexual
- 性的指向が男性・女性両方の人。「バイ」とも言うが当事者が聞くと不快に感じることがある。
- ホモフォビアHomophobia
- 同性愛嫌悪
ら
- レズビアンLesbian
- 性自認が女性で性的指向も女性の人。「レズ」「バイ」とも言うが当事者が聞くと不快に感じることがある。「ビアン」と言うのが適切。
