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女ふたりで生きていく!ー結婚するぞ編ー

2021年4月12日

初めまして。ITベンチャーで営業をやっている、たかさきあやな(現在32歳)です。
今回ご縁があって、こちらで何回かコラムを書かせていただくことになりました。
まだコラムが何かもわかっていないですが、わたしと彼女が生活する中で起こった出来事を皆さんにシェアしたいと思います。ちょっとばかしお付き合いください。

女ふたりで生きていく!ー結婚するぞ編ー

結婚。

実は23歳くらいに結婚したいと思った男性がおり。「結婚」というのは、今思えばその時はただ好きな人とずっと一緒にいたりするために必要なことくらいの認識だった。
もしくは、相手にずっと一緒にいようねと思ってもらえたことの証、かな。
後者のほうが強かった気もする。それくらいのものだった。

広島で生まれたわたしは、広島の人間らしい保守的な母親に「女は結婚して子供を産んで一人前」という価値観のもと育てられた。
だから結婚は「なにがあってもするもの」であって、その先には「(結婚した旦那の、自分の産んだ)子供をもつ」というイベントが待っていて、そんな将来が「女の将来」でありわたしの将来であると思っていたし、それに対してなんの疑問もなかった。

大好きだった彼とはまあ色々あり、思ったように結婚はできず。
そのあと付き合った人とも、きちんと子供はできるのかなんて考えながら付き合ったりして、この人と結婚するのかななんて思いながら過ごしてきたけど、やはり毎回色々あって結婚はせず。
そんなこんなで生きていたら、わたしは女の子と付き合うようになっていた。

完全に顔がタイプの彼女と付き合って日々一緒にいるなかで、自然と「結婚したいなあ」と思って彼女に言ったら、彼女も「結婚しよかあ」と言ってくれた。
テレビのドラマで見るようなプロポーズではなかったし、思ったよりもゆるいテンションではあったけど、とりあえず結婚したい人と結婚できることにはなった。

さて結婚しましょうということで、やっすい指輪を買ってみた。
ふたりで叩いて形を整えるもので、お互いがお互いの指輪をたたいて交換した。
ふたりともまあまあいい歳なので結婚自体を誰かに相談するとか伺いをたてる必要もないので、結婚に必要なのは手続きと家族への紹介だけとなった。

結婚の手続き。

けっこんけっこんと書いたが、わたし達は女性同士。
法のもとには結婚できないので、パートナーシップ宣誓をしようということになった。
わたしたちの住む首都東京でも、宣誓できる区とできない区とがあって、調べると区によっても宣誓の手続きが違ったりとややこしかった。
わたしの住んでいる区では認められていたので、そこで宣誓すればいいかと思ったけど、宣誓するには同じ住所に暮らしている必要があるとのことで、別々に暮らしていたわたしたちはまずは引っ越しから始める必要があった。

やっと相思相愛の相手が見つかったというのに、なかなかのハードル。
同性というだけなのに、ちょっと社会から認められてない感がつよくて参った。

いざ引っ越すとなると、そりゃ広い家に住みたくなるわけで、こんな歳だし(親も歳だし、あなたしかいないし)家でも買うか、と思って探したりもしている。
まだいいところは見つかっていない。

これはこれで色々とてんやわんやしているのでいつか書きたいと思ってます。(それまでに見つけたいくらい)

ひとまずわたしと犬の暮らす家に彼女は引っ越してきてくれた。

女の子ふたりで暮らすことは社会に対しては「ルームシェア」とでも言っていれば、意外と何も詮索されずに済むので意外とばれずに暮らせる。
彼女は仕事場の人にそう伝えている。家の間取りとか聞かれたら困るので適当に答えているらしいけど、まあなんとかなっている。

親密な暮らしの様子をSNSに載せずに、ルームシェアとさえ言っておけばいいようだ。

とにかく一緒に暮らせたことで手続き面は進められる状態になった。

※どこの自治体で結婚のような手続きがとれるかはこちらをどうぞ。
https://marriageforall.jp/marriage-equality/japan/

家族への紹介。

いわゆる普通の結婚をしたことがないのでわからないけど、やはり普通の結婚では親や兄弟に相手を紹介するのだろうか。
わたしはすると思っている。だから当たり前に今の彼女も紹介したいのだけど、これがわたしにとっては本当に厄介で。

兄にはこれまでの恋愛遍歴をすべてお伝えしてあるので、なんの問題もなかったのだが、問題は親。
最初に言った通り母親はとても保守的なので、女の子と付き合っていることを勝手に知ったときに(ネットの検索とかでバレたらしい)わたしの地元の親友に「死にたい」とLINEしたりしていた。

今の彼女と付き合って初めて、自分から女の子と付き合っていると言ったものの、そのあと「聞きたくない」ということで数ヶ月なんの連絡もこなくなった。
今は少し落ち着いて、「複雑だけど、あーちゃん(わたし)のことは大好きだよ」と言ってくれているが、たぶん「結婚」などと言うと再度発狂すると思う。

わたしだって理想は親に理解され祝福される人生を歩みたかったけど、相手が誰であれ親の思う通りには生きられない可能性もあるわけで、半分は親に理解してもらうことを諦めることにした。

ただやっぱりどこか拒絶されるのが怖くて、まだ結婚の話をできずにいる。
はやくここを乗り越えて、彼女と結婚したい。
ほんとうはもっとわたしがしっかりしなくちゃとか家を見つけなきゃとか色々別の問題もあるのだけど、というかそういうことをちゃんとすることに集中したいのだけど、それまでの過程に思っていたより難が多い。
でも男女でも最初は怖いものなのかな。わたしもいつかは勇気を出す必要があるんだろうなあ。
※親からの拒絶に悩んでいる方はこれ見たらたぶん泣きます。

というか、このミュージカルがめちゃいいです。みんなぜひ見て。
https://netflix.com/jp/title/81079914

このお話をいただいたときに「女ふたりで生きていく!」をテーマにしようと思い、まず最初に女ふたりの「結婚」について触れてみました。

パートナーシップ以外の手続きもあるし、家族であることの証明はもしかしたらいらないのかもしれないし、色んな選択肢があるけれど、どれが正しいということでもなく自分たちにあった形を自分たちで選択していきたいなと、ゆるく思っています。
でも個人的には次の世代のためにも、同性婚が国で認められたら嬉しいなとは思っています!

いや~わたしたちはいつ結婚できるのやら。

今月の彼女の萌ポイント

ふたりで外にでかけて帰ってきて、犬の散歩とかご飯の用意とかお風呂をいれることとかたくさんやることがあるときに言ってくれた言葉。

「ふたてに別れようか。」

チーム感があって、パートナー感もあって、実はすごく嬉しかった。

たかさきあやな

たかさきあやな

ITベンチャーで営業をやっている、32歳。

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