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ゲイの目覚め① ~小学生 S君との出会い~

2021年5月6日

「自分はいつからゲイなんだ」。

最初の記憶は小学校低学年の頃。早生まれで食べ物の好き嫌いが多かった自分は体が小さく、背の順で後ろに並ぶ「背の高いチーム」を羨ましく思っていました。そんなコンプレックスを抱えていたためか、幼少期は女子とママゴトや縄跳びをして遊ぶのが気が楽で楽しかった。学校の行き来も放課後も昼休みもいつも女子と一緒。
当然、男子がやっていた野球やらサッカーは誘われることもなかったわけですが、ある日こんな自分に誘いの声をかけてくれたのが「背の高いチーム」の中でも一番大きかったS君でした。体格もよく頭の良かったS君はクラスのリーダー的存在もあったため、彼の誘いという承認を得た自分はすんなりと男子チームに打ち解けていったのです。

そんなS君と仲良くなったある日、自転車の二人乗りで触れるS君の体に妙な心地よさを感じたのが最初の思い出。S君の後ろに乗ることばかり考え、何かにつけ二人乗りをしていました。
しかし、それが恋愛感情だったのかも、と思えたのはだいぶ後になってからのこと。当時の自分は気づくはずもなく、友情との区別もわかりませんでした。高学年になり好きな女子の話題になった時、やっとあの時の感情が好きになるということで、その対象が女子じゃないのかもしれないということに気が付いたのでした。

当然、S君が好きだ、なんてことは本人に言えるはずもなく卒業、中学は別々の道へ。そして、その中学時代が自分では一番の暗黒期となるのでした。

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