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困った時は:犯罪や事故に遭った場合

困った時は

日本滞在中は何ごともなくスムーズに行きたいものです。しかし、病気や怪我、盗難などのトラブルに遭ってしまった場合、慌てずに行動を取りたいものです。ここでは考えられるトラブルとその対処法を掲載しています。

犯罪や事故に遭った場合

悲しいことですが、もしあなたが犯罪や事故に巻き込まれてしまった場合は、どうか慌てずに遭ってしまった被害内容を専門機関へ伝えてください。

電話で助けを求める

緊急で警察、救急車、消防署を電話で呼ぶ必要があるときは、警察は110番、救急車と消防は119番です。英語、中国語、韓国語、スペイン語、ポルトガル語であれば、通訳を介し3人同時での通話にて対応します。 警察:110 救急:119

深刻なトラブルが発生した際は大使館へ連絡を

万が一に備えて、自国の大使館または総領事館の連絡先を調べておきましょう。大使館・総領事館は、自国民の生命や財産の保護のためにあります。深刻なトラブルに巻き込まれた際は遠慮せずに相談に行きましょう。 大使館・総領事館一覧

スリに遭ったら

スリとは、こっそり物を盗もうとする人のことです。人混みや電車の中などでよく発生する犯罪です。
犯人に気づいて、すぐそばにいる際は「泥棒(dorobo)」と声をあげましょう。声を上げる事で犯罪者がひるみますし、日本語を使うことで周囲の日本人が気づき、助けてくれるかもしれません。
犯人に逃げられてしまった際は、お店や電車内だった場合は、店員や駅員にすぐに相談しましょう。路上やイベント中に遭った場合は、ひとまず周りの人か、近くのコンビニ等で相談しましょう。

痴漢に遭ったら

痴漢とは、おしりを触ってきたり、猥褻な行為をしてくる人のことです。人混みや電車の中などでよく発生する犯罪です。
犯人に気づいて、すぐそばにいる際は「痴漢(tikan)」と声をあげましょう。声を上げる事で犯罪者がひるみますし、日本語を使うことで周囲の日本人が気づき、助けてくれるかもしれません。
犯人に逃げられてしまった際は、お店や電車内だった場合は、店員や駅員にすぐに相談しましょう。路上やイベント中に遭った場合は、ひとまず周りの人か、近くのコンビニ等で相談しましょう。

ひったくりに遭ったら

ひったくりとは、道路を歩いている時に、持っている荷物を無理矢理奪われることです。犯人は自転車やバイクに乗っていることもあります。
泥棒、と叫ぶことはできますが、追いかけると、刃物を出してきたり、交通事故に遭う等の二次被害に遭う可能性もあるので、むやみに追いかけないで下さい。カバンを持ったまま引きずられることもあるので、身の危険を感じた時は、思い切ってカバンを手放すことも大事です。
被害にあってしまったら、周りの人や、近くのコンビニで相談しましょう

性犯罪に遭ったら

日本では世界で最も性犯罪の発生率が低く、性犯罪に遭う危険性は大変低いです。万が一被害に遭ってしまった場合は、落ち着いてからでも大丈夫ですので、交番に行きましょう。

何かあったらまずは交番へ

交番とは、警察の派出所のことです。たいていは駅の前にあり、アルファベットでKOBANと書いてあるのが目印です。
道に迷った時、落し物をした時、トラブルに遭った時はまず、交番で相談してみましょう。

まずは落ち着くこと

どのような犯罪に遭ってしまっても可能な限り落ち着き、助けを求めましょう。「助けてください」の言葉を覚えておくと良いでしょう。

困った時は:犯罪や事故に遭った場合

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人生の行路をかなり遠くまでたどってくると、
以前は偶然の道連れに過ぎぬと考えていた多くの人が、
ふと気がつくと、実は誠実な友だったことがわかる。

ハンス・カロッサ 1878 – 1956
ハンス・カロッサ 1878 – 1956